しいな
2015 / 女性
自分の人生を自分で切り開く
家庭状況や脱出の背景
母親が過干渉で私がやろうとすることを先回りし妨害してくる人間でした。家を出るまで性格や容姿のことをいつも「あなたのため」と言いながら批判してきました。会社の同僚や夫と話すうちに自分の親は毒親ではないかと思い始め、本やネットにより確信に変わりました。
今悩んでいる人へ
もし、自分がやりたいことがあるのならば、反対を押し切ってでもやるべきだと思います。本当にやりたいことがあるのならば、親の味方になりそうな人には本心を話さないほうがいいかもしれません。私立の大学付属の学校に通っている方は周りも毒親育ちの人が多いので気づくのが遅れるかもしれません。
道のり
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学校の先生
先生も親の味方
私立大学付属の学校に通っており、親にはその大学しか許さないといわれていました。 進路相談の時、先生に行きたい大学・将来就きたい職業について話したところ、先生に猛反対されました。そのことを三者懇談の時に先生が親にすべて話し、二人して付属の大学に進学するよう説得されました。
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友達
周りも似たような子が多く気づいてない人も多かった
学校の友達も自分の親が毒親だと気づいていない 友達とは将来のことについても話したりしましたが、友達も自分のやりたいことではなくて親に勧められた進路を選ぶ子が多かったです。あと、私も含め門限が厳しい子が多かったです。まわりが自分と同じ状況だと気づかないものなのかもしれません。
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就職
自分の希望職種で就職
大学は付属大学に行きましたが、やりたいことをあきらめきれなかったので、就職して実現しようと思いました。就職活動するときは、親が希望している自宅近くの企業を受けつつ、自分が行きたい企業も受けていました。そして無事、自分の希望業種で社員寮のある会社に採用されました。
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職場の人
自分の親に違和感を感じるように
就職し、職場の先輩たちと話すうちに、職場の先輩たちは自分や自分の友達のようにやりたいことに干渉されたりせず、自分で進路を選べたと言われ、自分の家庭環境に少し違和感を感じるようになりました。その後、別の企業に転職し、それが実家の近くだったため、親にばれて、また実家から通うようになりました。
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結婚
距離を置いて余裕ができた
結婚で再び実家を出ることができました。結婚したことにより、今までの違和感が確信に変わりました。実家が近くなので、時々、押しかけてくることがありますが、物理的にも精神的にも距離をとることができるようになったため、親を以前とはちがった見方ができるようになりました。
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距離を置いた人間関係
本音と建前を使い分けて
親にストレートに自分がやりたいことを話しても、周りをまきこんで潰されるだけです。話が通じないので説得も不可能です。そこで、自分が本当にやりたいことは心に秘めておき、親が納得しそうな意見も持っておくと心を守ることができるのではないかと思います。そして、夢の実現のために裏でこっそり準備を進めておくといいでしょう。