戻る経験談 - えびかつ
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えびかつ

2022 / その他

まだ切れていない

家庭状況や脱出の背景

とにかく情緒不安定な母と、母に依存しているからこそ私にも暴力を振るう父でした。主な暴力は母でしたが、父の方が痛かったです。脳震盪的なものを起こしたこともあります。 母には「ぶぶ(豚の意味)」と呼ばれており、風呂に一緒に入らないと機嫌が悪くなりました。スマホのアプリも、大学卒業まで親の許可なく入れられませんでした。県外の大学に通っていましたが、両親は週に1度ビデオ通話しないと機嫌が悪くなっていたため、私はそれをしていました。

今悩んでいる人へ

友人を持ってください。世界が広がり、今いる窮屈な世界がすべてではないとわかります。 お金がないとなにもできない、というのは本当です。私は大学時代アルバイトすることもかないませんでしたが、自分1人の口座があればなんとかなります。あと車の免許もできれば持っておきましょう。 口座をつくるには、免許証や住民票が必要です。実家以外にいる方は、住民票を今いる場所に移した方がいいです。引越し期限とかありますが、基本大丈夫です。 いつか必ず逃げ出せます。

道のり

  1. 👮

    警察

    あのとき助けを求めていれば

    親に殴られているとき、近所の人の通報で警察が来たことがあります。母が対応したのですが、猫かぶりで事なきを得てしまいました。あのとき「この人に殴られている!」と糾弾すれば、なにか変わっていのかなとは思います。

  2. 👭

    友達

    娘の誕生日におめでとうも言わないの?

    誕生日に親から電話がかかってきたため、対応しましたが、隣で息を潜めていた友人(バレたら親に嫉妬されるため)が電話終わりに「娘の誕生日におめでとうも言わないの?」と言われ、脱出を決意しました。自分の誕生日という楽しい時間を害しておきながら、おめでとうも言ってくれない人のために、これからの人生を差し出すのが馬鹿らしく感じたのです。

  3. 🏠

    シェアハウス

    高校時代の友達とルームシェア

    大学卒業を機に、高校時代の友人とルームシェアを始めました。

  4. 👩‍🍳

    バイト

    出待ちされる

    アルバイトを始めましたが、アルバイト先がバレて出待ちされました。その時は警察を呼び、帰ってもらえましたが、あまりにも恐ろしくて仕事を辞めました。今は無職です。

  5. 👮

    警察

    相手にされなかった

    捜索届け不受理願のため、相談しに行きました。「親も心配だから」「大したことないじゃない」と、基本的に相手にはされませんでした。担当さんを変えていただけばよかった、と少し思います。

  6. 👀

    住所の閲覧制限

    閲覧制限は便利

    事務的に行ってくれたため、警察よりいくらか楽でした。結果的にどういう経緯か、住所は割れてしまいましたが、閲覧制限が認められた紙を持っているだけでなにかとうまくいきます