ほしの
2022 / その他
上京もかねて家を出た
家庭状況や脱出の背景
私は転勤族で地域からもともと孤立しやすい世帯に身を置いていました。父親はしっかり働いていましたが、やはり帰りがいつも夜の時間帯。単身赴任で家に居ない時期もありました。母親は専業主婦で、たまに昼間に少しは働いていました。よそではいい人として振る舞い、家では怒ると手を付けられないという感じで、二面性が激しかったです。何時間も怒鳴る、こちらの人格を否定するなどがしょっちゅうだったため対等な話し合いなんて不可能ですし、当然精神を患ってしまい、学歴も積めなかったです。絵を描いたりものを作る事で何とかやり過ごしていても、それも母親からは大したお金にならないんでしょと言われたりもしました。纏まったお金があるの前提な手段なので、あまり参考にならないかもしれませんが…。
今悩んでいる人へ
逃げ出すのはとても勇気がいることです。私は無責任に逃げろとも言いません。先ずは親と心理的な距離を離して行くことからゆっくり始めると良いと思うんです。お金に困ってる方も少なくない筈ですから。 仮に、親元から離れてなお心の傷は癒えなくても、何か趣味をを持っていたり、自分の好きなものは何かを把握して、無理のない範囲で身の回りに取り入れるようにすると少し心が楽になるはずです。言いなりにしようとコントロールしてくる人も現れるかもしれません。趣味を持つことは、そんな人に振り回されて出来る傷を最小限に抑えてくれます。
道のり
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シェアハウス
自分の口座を持ってシェアハウスへ
母親とは明確に距離を置いて、それから精神の治療や職探しをやったほうがいいなと考えていたところ、学校への入学資金が使わないまま残っていて、私名義の通帳だったため逃げ出す資金に宛て、シェアハウスに身を寄せました。
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住所の閲覧制限
説明するのはしんどかった
母親から何をされていたか、ほかの家族の対応はどうだったか説明するのが辛かったです。ただでさえ相談する相手が少なく、病院で保険適用のカウンセリングを受けていた時期に大丈夫ですと言い続けていた身なので…。住民票をコンビニで出力出来ない等の不便がありますが、仕方ないです。
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役所の窓口
シェルターのことを知るも、当時は大変で利用までは至っていない
元の居住地の役所の生活相談所を利用してみたところ、母親の行動はDVにあたるためシェルターに入れる可能性があるのがわかりました。この当時も怒鳴られたり人格を否定されたりするのが当たり前過ぎて、混乱してましたし…。その時はパンフレットを貰って帰りました。
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自分の意見を言う
自分の意見を述べる勇気を持って
毒親育ちという人の中には自信を喪失した人を支配したくて近付いてくる人も残念ながらいます。見分けるのも難しいです。なんというか、自分の意見を述べる勇気を持ってください…!