無彩
#なんでも
愚痴ばっかり言ってるとなんかへこむから、たまには自慢をしてみようと思う。 自分には、勿体無いぐらいの素晴らしい友達がいる。ここでは仮に「もっちゃん」。 この間部活帰りに先輩ともっちゃん、そして自分で歩いてた。 3年生になったその先輩が部活の話をしだして、「無彩は高校とかどうするの?なんか決まってる?」と聞いてきた。 その時絶賛学校イヤイヤ期だった自分は、ちょっと皮肉めいて 「いやぁ、今でも学校なんて行きたくないのに、中3、高校…なんて言ったら引きこもっちゃいますよ、笑」 的な感じで答えた。すると突然、前を歩いていたもっちゃんが振り返って 「先輩、大丈夫ですよ!私が一緒にいる間は、こいつのこと死なせないんで、!ね、無彩?」 と言ったのだ。…控えめに言って惚れるかと思った。 もっちゃんは唯一、ここの人たち(他にネッ友とか)以外でリアルにリスカなどの話ができた逸材。それを知っていても、次の日 からは普通に接してくれた。だからこそ、そんな言葉にグッと来てしまった。 本当は抱きつきたいぐらいだし、実を言うとこんな自分の初恋の人でもある。でも、きっとそれを知ったらいくらもっちゃんでも 引いてしまうよね。同性愛なんて気持ち悪いだけだから。 でも、そんなもっちゃんが大好きなのには変わらない。自分はこれからも、「友達」として一緒にいるよ。 なんか辛いわけでもないのに長々と自慢してしまってすいません。
