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親が大変そうな人へ

あなたもしんどいけど、親もしんどそうということもあると思います。

ヤングケアラーといいます

精神疾患の親、介護が必要な親、翻訳が必要な親、特別な世話が必要なきょうだいや親族、それ以外でも「大人がやるべき家事や家族の世話をしているこども・若者」のことを「ヤングケアラー」と言います。

「ケアしてない」という人も

状況はそうかもしれないけど、「自分、家事とか世話とかしてないしな…」「ケアラーってわけじゃないしな…」と思う人も、ヤングケアラーといっていいです。

大変そうな家族がいるとき、何かしらの「配慮」をしていると思います。「親を怒らせないようにしよう」「地雷ふまないようにしよう」など、それは無意識に「ケア」している状況です。

「家族のためにバイトをして、勉強や睡眠や友人関係を犠牲にしなくてはいけない」「家族のことを考えて遊びや部活をやめる」「家族のために不登校になる」なども、無意識のケアです。

なぜ相談するか

でも、その状況が「あなたにとっては当たり前」で、「自分で頑張ればなんとかなるから」と思う人もいるかもしれません。

ここまで頑張ってきたあなたはすごいです。でも、きっと自分でも気付かないうちに頑張りすぎていると思います。

頑張りすぎると、ふとした時にしんどさが押し寄せてくることがあります。

あなたは、人に助けを求めて良い状況です。大変なことは、みんなで分け合えたら少し軽くなります。

以下のところに相談することをおすすめします。

こども家庭センター

おおよその地域にあります。あればまずここに。下に書いてあるような色んなことを繋げてくれるはずです。

団体
こども家庭センター

精神科系が必要かも

親が病んでるとき、親が精神科に行った方がいいかもしれません。親に、うつ病・統合失調症などがあるかもしれません。

📝
手札
親のことを知る

また、訪問看護(家に支援員さんがきて生活のサポートをする)、就職のサポート、受け取れるお金などが必要かもしれません。

「こども家庭センター」または「精神保健福祉センター」または「役所の障害福祉系の窓口(わからなかったら受付に聞けばOK)」に行くことをおすすめします。

介護系が必要かも

親の身体が悪い、高齢などの場合は、介護が必要かもしれません。介護用具をもらう、家で受けれる介護、日帰りの介護、施設入所などがあります。

「地域包括支援センター」に行くことをおすすめします。

ひとり親の支援が必要かも

ひとり親で親が大変そうなとき、受けることができる育児・家事支援サービスや、受け取れるお金があるかもしれません。

「自分の住んでいる市区町村 ひとり親」で調べて出てきた役所の担当窓口に行くことをおすすめします(わからなかったら受付に聞けばOK)。

日本語支援が必要かも

外国にルーツがあり、親が日本語がうまく話せないことや、日本のことがよくわかららないことに困っている人は、相談や日本語講座を受けられる場所があります。

「多文化共生センター」に行くことをおすすめします。

ヤングケアラー対応の相談窓口検索

https://kodomoshien.cfa.go.jp/young-carer/consultation/

NPO法人CoCoTELI

「精神疾患の親をもつこども」に特化した当事者コミュニティ。LINE必要。

https://cocoteli.com/community

相談の仕方

文章の例を作りました。あなたの状況によって、文章を調整してください。親に連絡がいくかどうかは場合によるので、不安なときは「ここで相談したことは親に連絡がいきますか?」と最初に聞くのが良いでしょう。

具体的な困りごとがある場合

自分はヤングケアラーだと思って、調べていたら相談窓口を見つけたのできました。
今、親は〇〇の状況で、私は〇〇に困っています。
助けてもらえませんか?

具体的な困りごとはない場合

自分はヤングケアラーだと思って、調べていたら相談窓口を見つけたのできました。

親は〇〇の状況です。

いますぐに何か必要ということではないんですけど、たまにしんどくなることもあります。

自分の話を聞いてもらえたりする場所があったら教えて欲しいです。

受けられる支援

  • 悩みを聞いてもらう
  • 必要な支援・制度を利用するためのサポート
  • 地域のヤングケアラー支援団体の紹介

参考資料

ヤングケアラー特設サイト

https://kodomoshien.cfa.go.jp/young-carer/

紹介資料

ヤングケアラーとはヤングケアラーとは
ヤングケアラーの声