ヒンシ
#なんでも
コロナの時のマスク生活で肌ぼろぼろ。 ニキビ跡すごいし病みそう。 弟の身体が弱かったからコロナにかかると危ない可能性があった。だからできる衛生管理は何でもした。 何度も手を洗ってうがいをして、身体のあちこちを除菌用の洗剤で洗って、私物を毎日アルコールで拭いた。正直ストレスだった。どちらかといえばおおらかだった自分がコロナを期に心まで神経質になってしまった。やがて汚いことが許せなくなって、汚いことが恐怖でしかたなくて強迫性障害になってしまった。強迫性障害のせいでうつ病にもなった。 だけど、私はコロナにかかってしまった。 理由は曾祖母のお葬式の時に、体調が悪いのを隠して参列していた親戚がコロナだったからだ。 あの時のやるせなさや怒りは忘れられない。 今となっては全部結果論でしかないのは分かってるけど、どうして、どうして、その時はそればかり考えていた。 私がコロナをかかったことを期に弟に伝染ることは幸いなかった。だからそれで十分だった。一番の危惧は免れたはずなのになぜか傷ついてる自分がいた。 なんでだろう。
