詩
#なんでも
ここにも同士がいるかもしれない。明日、学校の方針で世界陸上見に行く。来週には指定校選抜の試験があるから、そんな場合じゃないのに。 お小遣いは5000円以下。親がくれたのは1000円。物の値上がりが激しく、アルバイト禁止の高三に、1000円。確かに5000円以下だ。因みに、お昼とお土産と往復の交通費を兼ねた値段。無論、くれるだけでもありがたいと思うべき。それは理解してる。理解しているけれど、あまりに酷すぎないか。 「欲しいものがあるのなら、大人になって自分で働いて買え」と、専業主婦で職業経験のない母は言う。仰る通り。だが、学生時代に、学生の友達同士で買うからこそ、価値が上がるものがあるというものなのではないか。 父は、私の意見に賛同してくれたが、結局は母の機嫌取りを優先した。半分以上が交通費で持ってかれるので、友達が食事をしたりお土産を買ってる姿を、ただ見ているだけになりそうだ。 長々となってしまったが、切実に行きたくない。なんでこんなので、休んだら欠席扱いになるんだ。希望者だけにしてほしかった。
