自分の部屋でスマホが使えないから、暇な時はスマホを見ないようにピアノを練習しようとして、ピアノの練習動画を見ながらやってもいいかと母に頼みに行ったら、あれもこれもダメ。もちろん、勉強の時間を記録する為に部屋で使うのもダメ。中学2年生、1日3時間、休日5時間。ノート2ページにびっしり書かれた細々とした約束もある。友達はもっと使えてるのに、なんて思っても変わらないから我慢してたけど、今日初めて制限が多すぎると言った。『バカ』『悔しいと思うなら泣くなよ、ダサいよ』とか…言われた。他にも色々言われたけど、この二言が衝撃すぎて、他に言われた嫌なこと、忘れちゃった。本当にバカなのかもしれない。涙を洗うために洗面所に行った後、母は愚痴のように独り言を言っていた。けど、いちいち反応していたらまた険悪な雰囲気になるから無視して課題を始めたら、母のどんどん声量が大きくなって、今使ってる音楽プレイヤーの音量を57にしても、外音取り込み機能オフにしても、自分に対する愚痴が聞こえてくる。
話は変わるけど、読んだ本に、「自分のダメなことを親のせいにするのは子供までにしろ」っていうセリフがあって、自分もそうしてた。じゃあ、母の世間の意見を聞かない考えで育てられた私は、他の友達のいいところを自分に取り入れればいいの?母の言うことを聞いてるフリして、他の人の意見を聞く。私は母の考えは、自分には苦しい。何度も家出しようとして、死のうとして、辞めた。自分には勇気がなかった。父はあるけど、母の圧や意見が強くて、それに従わざる得ない。例えば母がこんな家のルールを作ろうと言うと、父は少し反論して、母が穏やかな雰囲気じゃなかたら、諦めて、母に納得する。3人家族だから、母と父の2人が同じ意見なら、そして相手が親なら、反論しても私の意見は弱い。ほぼ母の作ったルールに従ってきた。疲れた、久しぶりに息が苦しくなりながら泣いてしまった。今、母は私の愚痴を止めて、スマホを見ている。