昨日、委員会があって友達に遅くなるから待ってていわれた。
私も委員会があったから、終わって昇降口で待ってようとしたら委員会友達が本を選ぶのを手伝ってと言ってきた。
僕も委員会があるから待ってろと言われていたので時間があるなと思い少しならいいよといった。
数分経ったとき、一緒に帰ると言っていたNちゃんが図書室へ入ってきた。
なんで、待ってないの!?
起こった表情で私にそう言ってきた。
ごめん。
笑いながら謝る僕。それを見て余計に起こるNちゃん。
僕は必死に表情を作る。
ずっと待ってたんだよ。(遅くなるって言ったのそっちじゃん)
なんで待ってる間、昇降口にいなかったの!?(どう過ごそうが私の勝手じゃん)
昇降口で本とか読んでいるとかならいいよ。(なんで君が決めるの)
私はいっしょに帰らなくてもいいんだよ。(僕も君と友達でいなくてもいいんだよ)
自分の気持ちを言えないままただうつむく僕。
こういう空気嫌だから今日いいことあったとかない?(あるわけないじゃん)
そう思いながらうそでもいいから話を練り上げる。
すると今度はNちゃんの愚痴が始まる。
私は全部肯定する。
そうだね。とか、それはやばいわ。とか。
話していくうちにNちゃんは僕に言い放つ。
全部肯定してきてニャオ気持ち悪い。自分がないみたい。
僕の心は崩れていった。じゃあみんなは何を望むの。どんな私がいいの。
否定してほしいの。どうしてほしいの。好かれる人物って何?
どこがきもち悪いの。自分って何。
頭の中でぐちゃぐちゃし始めて。いつもうるさい頭がよりうるさい。