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ものごとはグラデーション

気をつけよう白黒思考

世の中にあるものは、全てグラデーションだと思います。

「生きるか死ぬか」「親は善なのか悪なのか」「自分は価値ある人間なのかそうでないのか」。

そんなことを考えるかもしれません。

でも、物事ってそんな単純じゃなくて、もっとグラデーションだと思うんです。

白黒思考はわかりやすいし落ち入りやすい。テストは正解不正解があるし、これを見ている人は周りの大人の「これはいい」「これはだめ」という教育や無意識の強制力があるかもしれないから特に。

チョコレートは好き?

例えばあなたは「チョコレートは好きですか?」。

単純な好みとして「好き」「嫌い」がある人もいれば、「どっちでも」という人もいるでしょう。

冬だったら食べたくなるな、夏はそんなに食べたくないな。

頭を使った後に食べたときの脳の感覚、好きな人からもらったときの特別感。

3日前はどうだった?3年前は?今より好き?嫌い?

時間、場所、環境によって、わたしたちの物事に対する評価はいろんな色に移り変わります。

決めつけるな、考えよう、放棄しよう

生きるとか死ぬとか、親が悪いとか自分が悪いとか、物事そんな単純じゃない。

もっと考えてみてほしい。一つの答えはない。その時その時に自分の答えがある。

でも、放棄してもいい。わかんないよ、答えは。

こういうことをずっとやってたのが、古代ギリシャの哲学者です。別に私たちは哲学者ではないし、今の時代そんな暇じゃない。

そのとき、そのときで自分の落とし所を見つけて、放棄して、別のことを楽しむ。

楽しいことなんてないよばーかって思うかもしれないけど、近くにある楽しいことを白黒思考が見えなくしていることもある。

ここに来ているみんなは優しすぎるよ。もっと適当でいい。全部請け負わなくてもいい。

いつでもnigerunoやgedokunもつかってね、いつでもいなくなってもいいから。