親のことを知る
まずは相手を知る
意外と、親のこと知らないと思います。親も過去にいろいろあって、あなたにそうしているかもしれません。だからといって子どもを傷つけていい理由にはならないのですが、親の行動の理由を知ると少し冷静になることができます。
親も親から虐待を受けたり、支配的なことをされていたか
虐待、毒親、家庭不和は連鎖しやすいです。親はその親(あなたにとっての祖父母)から傷つけられていたかもしれません。
そして、また上世代の親もその親から、何代にも渡ってどんどん連鎖している可能性があります
毒親の子どもはどうして自分を傷つけ、他者を攻撃をするのか?(精神科医がこころの病気を解説するCh)
知るのは難しいかもしれないけど、親戚の家での会話や、親の今までの話を思い出してみてください。
何代も続いている毒渦のような状態を、あなた一人で止めることは難しいです。一緒に逃げよう。
親に精神疾患や発達障害がないか
病気や特性のせいで、親もどうしようもなくあなたにそうしているかもしれません。精神疾患や発達障害はあなたのせいではありません。その特徴を知ることで、「これは病気のせいなんだ」と折り合いをつけることもできます。
gedokunにいる親にありがちな症状
gedokunにいる人の親は病気だということを言いたいわけではなく、あくまで傾向です。
- 発達障害
- うつ病
- 自閉症
- 解離性障害
- 統合失調症
- アルコール依存症
- PTSD(トラウマ)
精神疾患や発達障害の親に多い行動
これがあったらこの病気、ということは難しいのですが、怪しい行動は以下です。
- 話し合いができない(親が一方的に怒る、会話が噛み合わない、話を聞いていない、など)
- 家事をしない・家計の管理ができない
- 何かに依存している(ギャンブル・酒・タバコが過度、異性と遊んでいる、ショッピング依存、など)
見分けるポイント
- 家に薬が入った袋がないか。
- ゴミ箱に薬が入っていたゴミがないか
- 親の財布やバッグに病院の診察券が入っていないか
- 料金が割引されることがあるか(障害者の場合、乗り物や施設の割引があります)
- 定期的に家に職員的な人が来るか(役所が確認に来ていることがあります)
症状を詳しく知る
精神疾患や発達障害の特性によって、どうしようもなく、子どもが嫌なことをしてしまう場合もあります。
どんな病気で、どんな症状なのか調べてみましょう。
それぞれの病気についての解説はこのサイトがまとまっています。
病気や障がい・精神科について知る(子ども情報ステーション by ぷるすあるは)
そんなあなたはヤングケアラー
精神疾患を持つ親をケアする子どものことを「ヤングケアラー」と言います。
ヤングケアラーに特化した支援(生活支援、悩みの相談)もあるので、気になる人は使ってみてください。