瀧夜無々
#なんでも
果てしない苦しみの道。 光の差すことのない、 暗くて実体のない細い湿った小道。 それが私の人生だ。 この道をどこまで私で歩けるか、 どこから、私が居なくなるか。 私なんて居なくなったのかもしれない。 自分がどんな人だったか分からない。 自分が何者か説明できない。 一つ説明できることがあるとするのならば 「大人の理想を演じる人です」 どうすればいいのかわからない。 真っ暗闇の中、 私はいつまでここにいられる? 私はいつまであの手を握っていられる? 私はいつになったらあの子を助けられる?
