瀧夜無々
#なんでも
愛されたい、ただここに居るって、 寂しいと思っていることに、 救われたいと願っていることに 気づいてほしい。 私は手を伸ばして救える範囲の人は 救ってきたつもりだった。 一緒に寄り添って考えて、傷つけられても ただ、謝ってそこに居て。 困ったとき、その人にとって 一番近くにあるほのかな光であり続けた。 救えば救うだけ、 幸せにすれば幸せにするだけ、 私の寂しさが埋まって楽になれると、 そう思っていたのに。 私には、寄り添う人が居なかった。 それが寂しさの原因だって、自分でも 薄々、わかってたけど知らないふりをした そりゃそうだよ、救っても救っても 自分の悩みは吐けないんだから。 満たされるはずがない。 人の悩みを聞いて自分まで病んで、 もう馬鹿みたい。 悩みを聞くのをやめればいい? でも、毎日のように辛い思いをした人が 私のもとにやってくる。 まるで「傷を癒してくれ」とでも 懇願するように。 私は普通の中学生、だったのに。 なんでこんな福祉みたいなことやってるの 将来は福祉の仕事に就きたいとは思うけど 今からやるには荷が重すぎるでしょ、 専門の勉強も、何もできてないのに。 もう嫌だ、疲れた。 寂しい。苦しい。ただ、愛されたい。
