昨日から自分が何になりたいのかわからなくて悩んで泣いた夜を初めて迎えることになった。
そして今日、ゼミ内での私の方針をきめてもらう教授との面談があった。一限の時間から。
うちのゼミの教授、社会経験が少ないのかはたまた人生がうすいのかわからないが、口から出てくる言葉は嫌味や皮肉である。
私はどうすればよいか本気で悩んでいるのに、やる気ばかりそぎ落としてくるのである。
「僕は町の人が思うがままに生きられる世の中になったらいいなともうんだよ」
珍しく共感できることばが先生の口から出てきた。わたしはひどく納得した。
しかし結局最後まで何をすればよいか方針は固まらなかった。
その時先生は
「君はなにをしたいの?なにを目指したいの?目指すものがあれば真剣に打ち込めるよね」
と私に聞いた。
昨晩私が思い悩んだことが見透かされているのかといわんばかりの言葉だった。
今人生を模索している真っ最中。私は勉強がしたくて大学に入学した。そして、もっと深い知識をつけたくて早いうちにゼミにも所属した。
勉強したくて大学に入ったのに、なんで大学で思い悩まないといけないのだろうか。そして私は本当は何がしたいのか、何になりたいのか。5秒のうちに頭が自己分析でぐるぐる回った。答えは出なかった。
「やりたいことをやりたいです。変則的なので」
と私はいった。この言葉しか出なかった。実際、やりたいことだけして生きていきたい、流されるままのほほんと生きていきたい。
「僕はそういう生き方お勧めしないけどなぁ」
大きな返し付きのくぎを刺された、私にこの言葉は痛すぎた。どうして思うように生きてはだめなのだろう。さっき自身が言った「思うがままに生きられたらいいなと思う」という言葉を忘れたのだろうか。
もう何もかもわからない。生きることに意味を見出すのって難しい。
時間が来てしまい、なぜやりたいことをやる人生がダメなのかは聞けなかった。
時間がたった今でもあの先生の発言を引きずっている。私はどう生きるべきなのだろう。生きる目標を見つけなければならないのだろうか。どうせ死ぬのに。