眠詞
#なんでも
好きなモノを見ているのに涙が流れる事が増えた…、駄目だ、泣くな、それすら失ったら今度こそ本当に"自分"が失くなる。まだ息がしやすい自分を失くす。……好きな事もモノは縋らなくちゃ生きていけない自分を作り出して、それが今の自分。何かに縋っていないと息ができないのは苦しい、辛い。それを手放さくちゃならない時、失くした時、耐え難くなるから。……嫌だ、嫌だよ、好きな事をモノがあるのに、こんなに息苦しいのは。……これすら薄っぺらい不幸自慢になる?病みアピになる?…どうせ誰かに「助けて」なんか言えない癖に?毎日、死にたいと生きたいを繰り返しながら生きていくなんて想像したくない、なのに想像ができる、成人しても生きてる自分が。社会に存在する「オトナ」というのに揉まれて掌を返して生きてるのを。……本当に産まれたくなかった、親ガチャを失敗した訳でもなく愛されてない訳でもないのに……愛されてる人間なら"生きなくちゃ"ならないのに。なんで、お前(妹)だけが親に守られるんだろ。きっとお前はこの先、挫折しても親が守ってくれるんだ…、羨ましい、僕はお前みたいに光で溢れた世界を気づいた時には見れなくなってたんだから。死にたい、死にたいな、結局誰にも奥底の感情を言えずにヘラヘラ笑って、家族の前で嬉しいって楽しかったって剥がれなくなった仮面をつけて、過去の自分を羨ましがって、馬鹿みたいに浅ましくて愚かな自分死んじゃえよ