
一人は好きだけど孤独は嫌い。 一人になりたい。一人の、自分だけの世界を作りたい。そして、そこに入り浸りたい。 でも、それは叶わない。親がいるから。 誰も私を一人にしてくれない。傍から見れば良いことだと思うでしょうね。そう、純粋で苦労を知らない人は。 私は親なんかいなくなれって思ってしまう。これを見た他人は13歳ながらにしては浅はかだって思うだろうね。私が今、生物学的にも社会的にも生きてるのは、 親が私を生かして産んだから。 親がご飯を作ってくれるから。 親が学力を養う権利を与えたから。 親が育ててくれてるから。 親が帰る場所をつくってくれてるから。 親が寝床もある、雨風をしのげる場所に住まわせてくれてるから。 親が私を殺さないから。 抜けてるところもあるだろうけどざっとこんな感じ。そう、つまりは大体は親のオカゲ。でも、こんなに尽くしてもらってても、親にいなくなれと思ってしまう。どうせ私は最悪最低なゴミ人間だよ。自覚アリだ。皮肉にもな。 傍から見ればこんなにも恵まれてる環境である私が「死にたい」なんて言ったら世間から批判が殺到するだろうね。 でも、病むのは、鬱になるのは、どんなに衣食住に恵まれた環境であっても関係ない。結局は相手のメンタルの強度や物事の大きさで大抵の人間は簡単に壊れてしまう。そうなった人間はそう少なくはない。が、知らない人が多すぎる。だからこの世界は自殺者も自殺願望者も絶えない。生憎、私の親は”知らない側”だったらしい。こればっかりは仕方がないのかもしれない。とくに母親はプライドが高いから私の言葉なんか聞き入れないだろう。 結局私は報われないまま、死ぬ勇気もない臆病者だからきっとこの先も、その先も苦しんで生きていくんだろうな。 あーあ、死にた。