莉都
#なんでも
考えるたびに分からなくなる未来。 あと六日で一月受験(併願)が始まる。第一の受験もあと一ヶ月を切っている。 中学生になったらこの両親からの監禁されたような生活も終わるかなって。一人で病院行けるかなとか。こっそり治療も進められるかなとか。中学生になったら自分らしく生きれるかなって思っても願書に書いてあった「女」という文字が僕を締め付ける。縛りつける。僕の妄想の中では「男の子と笑って女の子にわあって目で見られる俺。別にもてたいわけじゃないけど。悩んでる子がいたらヒーローになりたい。欠けてるとこがない(少ない)完璧で純粋な男の子。」 そんなの無理なんだって。考える。未来も変わらない。苦しいまま。じゃあ今死んだ方がいいって思っちゃう。お母さんは平気で「お子さんの性別を教えてください」みたいなやつで女ってやる。お母さんに本音を言えない俺も悪い。でもさ。分かってよ。俺、頑張ってるよ。これでも。分かってよ。 ごめんね。勝手だよね。現実から目を背けてるだけだよね。お母さんを傷つけたよね。妹にも弟にも塾から帰るたびに帰ってくんなよと言われ。
