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こども家庭センター

地域での親子サポート

全国

「大ごとにしたいわけじゃないけど、しんどい」という人は、ここから始めるのが良いかもしれません。

こども家庭センターとは

親と子(18歳未満)を総合的にサポートする場所です。通称「こ家セン(こかせん)」。

いろんな支援や地域の団体などと連携する場所で、児童相談所のように「緊急」というよりかはその「手前」です。

団体
児童相談所

できたのが最近でまだ発展途上感はありますが、gedokunにいるようなグレーゾーンの問題や複雑なケースには向いていそうです。

「自分の住んでる場所 こども家庭センター」で調べると出てきます。一部地域にはまだないです…

できること

必ずあるもの

  • 相談(話を聞くだけでも、解決策を一緒に考えるでも)
  • 支援、制度、地域のサービスや団体の情報提供
  • 虐待だった場合の通告

地域によるもの

  • ショートステイ(数日〜1週間、児童養護施設や里親のところで過ごす。保護者の病気や、育児疲れの理由などから。)
  • ペアレント・トレーニング(親が講座やグループワークなどを受けることによって、親子関係を再構築する)
  • 居場所(自由に過ごせる居場所)

家族を助けるために

こども家庭センターは、親の支援もあります。

そして、児童相談所のような「通告」「虐待」などのハードな感じではありません。

こども家庭センターを頼ることは、家族に迷惑をかけるものではないので(そう誤解してしまう親もいると思いますが、そこは支援員さんも説明してくれると思います)、自分を助けるためにも、家族を助けるためにも使うという捉え方もいいと思います。

伝えた方がいいこと

「こどもの声を聞こう」というのが国の方針なので、あなたが言ったことに反して何かが行われることは少ないです。

主張し続けることを忘れないでください。あなたの意思は、大人によって曲げなくても大丈夫です(もちろん、自分の考えが変わったら変えても良いです)。

施設には行きたくない人

助けてほしいけど生活が変わることは怖い人は、そのことを相談員さんに伝えてください。

親バレが怖い人

「親にバレたらどうしよう」「怒られたらどうしよう」「見捨てられたらどうしよう」などの不安がある人は、そのことを相談員さんに伝えてください。

使うと良いケース

虐待ではないかもけど家がしんどい

虐待ではないと思うのに家がしんどいということは、何かしらあるのだろうと思います。

あなたが悪いというより、「親が何か悩みを抱えている」と言うことが考えられます。基本的に未成年において、あなたが100%悪いことはないです。何かあなたに問題行動が起きていたとしても、親もそういう育児をしている・そうせざるを得ない環境にいるんだと思います。

親は精神疾患を抱えているかもしれないし、頼れる人が少なくて孤立しているかもしれないし、家事育児が大変で疲れているかもしれないし、過去の悩みから認知のゆがみやトラウマを持っているかもしれないし、お金に困っているかもしれません。

📝
手札
親のことを知る

あなたへもそうですが、「親を支援してもらう」ことも必要だと思います。

ヤングケアラー

ヤングケアラーが支援メニューの中に入っているので、困っていることを相談すると良いでしょう(愚痴を聞いてほしい、家事が大変、お金に困っている、など)。

コラム
親が病んでいる人へ

居場所がない

地域のいろんな団体を知っているので、良い居場所を紹介してくれるかもしれません。

学生の居場所、勉強ができる場所、遊べる場所、知り合いがいなさそうな場所など。

「〇〇な居場所ありますか」と聞いてみるといいでしょう。

相談の仕方の例

これが正解というわけではないですが、相談の切り出し方が難しいなと思った人は、参考にしてください。

虐待グレーゾーン

「親は私に心無いことを言うことがあって、でも優しいときもあるんです。親の顔色を伺うのに私も疲れちゃって、どうしたらいいか分からなくって。虐待ではないと思うし、親のことは好きだし、施設に行きたいわけではないんですけど…。でも家にいることはしんどいので、一緒に解決方法を考えてほしいです。あと、このことは親に言わないでくれますか?」

親子で話をしたい

「親は情緒が不安定なところがあって、話し合いをしようとするといつも喧嘩になっちゃうんです。でも、それ以外の時は楽しく過ごしてるし、虐待とかで施設に行きたいわけじゃないです。でも、親に伝えたいことはあるし、ちゃんと話し合いたいなって思います。支援員さんと一緒に話すような機会って作れませんか?」

精神疾患うたがい

「私の親は私が幼い頃、統合失調症で入院していたらしいんですけど、今は通院もしてなくて…。でも、症状が再発してる気がするんです。非現実的な話をしたり、思い込みが激しくって…。こないだ「病気なんじゃないの?」って言ったけど「病気じゃない!」の一点張りで、それからはあまり触れづらくなって…。医療が必要な気はして、一緒に方法を考えてくれませんか?」

ヤングケアラー

「受験生なんですけど、幼稚園生の弟が2人いて、両親も共働きなので受験勉強ができなくて苦しいです。両親も自分たちのために頑張ってくれてるし、2人のことは好きだし、あまり大ごとにして迷惑はかけたくないんです。でも受験勉強ができないのはストレスで…一緒に解決方法を考えてくれませんか?」

居場所がほしい

「学校でいじめられたことがあって、今は通信制高校に通っています。スクーリングもあまりないので、家にいることが多いです。日中何かしたいなって思うんですけど、地元に友達もいないし、学校が同じだった人と会うかもしれないと思うと怖くて…。日中、体を動かして遊べる場所とかありますか?」

解決のイメージ

  • 支援員さんと一緒に親子で話したり、親と支援員さんが話す中で、親も子育てに対する考え方が変わったようで、今はあまり喧嘩をすることが少なくなった。
  • 親がカウンセリングを受ける中で精神科の通院も初め、今は情緒が不安定になることも少なくなった。
  • 一度ショートステイを使うことで、自分も親も気分がリフレッシュした。自分がいない間に、親は講座などを受けたようで、最近は自分の発達特性についても勉強して、歩み寄ってくれている感じがする。
  • 弟たちの世話で自分の時間がなかったけど、支援員さんのアドバイスで家事支援サービスがあることを知った。親とも話し合いをして、今はサービスも使いながら、自分の時間を持てている。
  • 親同士が喧嘩していて怖い時は、居場所で宿題をしてから帰るようにしている。親も、最近は地域のコミュニティに参加してるようで、明るくなった。
  • 話をする中で自分のされていたことは、実は虐待だったんだと言うことに気づき、児童相談所につながって今は養護施設で暮らしている。
  • 妊娠をしてしまってどうしようと思っていたけど、子育てのことを教えてくれる人や、支援に繋げてもらえた。今は母子ともに健康に過ごせている。

連携先の例

地域のいろんな支援や団体と連携することが想定されています(うまく紹介されなかったら、自分で「これが気になる」というのもありです)。

  • 医療機関、保健所、児童館、学校・教育委員会、児童相談所、児童家庭支援センター、児童養護施設、児童心理治療施設、児童自立支援施設、社会的養護自立支援拠点事業所、公民館、発達障害者支援センター、児童発達支援事業所、放課後等デイサービス、放課後児童クラブ、家庭児童相談室、子ども・若者総合談センター、地域若者サポートステーション、警察、少年サポートセンター、自立相談支援機関、福祉事務所、地域子ども・子育て支援事業、障害児・者相談支援事業、民生委員・児童委員、妊産婦等生活援助事業所、母子生活支援施設、配偶者暴力相談支援センター、母子・父子自立支援員、母子家庭等就業・自立支援事業、子ども・若者支援地域協議会、ひきこもり地域支援センター、生活困窮者自立支援法に基づく支援会議その他地域の関係機関、地域における各種協議会等、こども食堂等やこどもの居場所に係る支援を行うNPO法人などの民間団体等…など