家から逃げる
目指すゴール
その環境から、逃げ出そう。そして、逃げるのは計画的に。
計画を立てるだけでもゴールが見えて心が少し楽になるかもしれませんし、無計画に家を出ると詰むリスクもあります(一人暮らしをしたが詰んだときは )。
すぐに逃げられない・計画的に逃げたいときは、「 よりよく耐える 」。
逃げることは悪いことではありません。親を裏切るようで心苦しい人も、その状況を自分で解決することは難しくて、時間に解決させる方が結果的に良かったということもあります。そのためにも、一回距離を置こう。
年齢・シーン別
親以外の親族はいける場合
おじいちゃん・おばあちゃんの家、いとこの家で暮らす。親族なので、親の不安定さを知っている場合もあり、理解者になってくれる場合があります。
未成年の場合
児童相談所。無料で衣食住サポートしてくれるのは、意外とないです。成人してからだと、こういった支援はほぼ受けられないです。支援者の方針は基本「家で育てる」なので、少しでも家に帰りたいゆらぎがあると帰される可能性あり。よりよく耐える方がベターかも。
進学系は親が許す場合
寮付きの高校・離れた大学への進学、留学。「親と離れたいから」という理由は伝えなくてもOK。お金や受験勉強は必要だが、自然に親と離れやすい手段。
地域みらい留学(一般財団法人 地域・教育魅力化プラットフォーム)
【文部科学省】トビタテ!留学JAPAN - その経験が、未来の自信。
成人している場合
一人暮らし、シェアハウス。保証人や緊急連絡先に親が必要な物件が多いので、条件は絞って探そう。
家族に頼れない若者向けの物件紹介サイトもあります。(保証人不要、オンライン相談可、入居ローンあり、19時以降も営業、など。)
安さを重視するなら、シェアハウスもあります。
成人(学生)でお金がない場合
お金を集めることができなそうなら、学校と心の健康を天秤にかけることになります。就職までよりよく耐えるか、学校を辞めて就職または福祉を使うルートがあります。
成人(社会人)でお金がない場合
あなたがいないと親の生活が成り立たないなら、親が福祉を使うことを検討した方がいいです。生活保護なのか介護なのかは分かりませんが、役所に相談してみることをおすすめします。
もっていくべきもの
- 身分証(マイナンバー・免許証・パスポート)
- 保険証
- お薬手帳
- 母子手帳
- 通帳、キャッシュカード
- 印鑑(ハンコと朱肉が別のもの)
- お金
- スマホ
- 充電器
- モバイルバッテリー
持って行けないけど大切なものは
お金はかかりますが、段ボール一つから保管できる系の収納サービスで、先に大事なものを送っておきましょう。
身分証系が親が渡してくれないときは
あなたを束縛するために、身分証を返さないということもあります。紛失したも同然なので、再発行手続きをするのが良いでしょう。
gedokunで投稿
目標を宣言してみよう。以下をコピペして書いてみて、投稿してください。目標は都度変えてもいいです。
コピペ用
#nigeruno手札ワーク「家を出る」
{名前or1人称}は{年齢}歳までに{〇〇をして}家を出ます!{意気込み}
#nigeruno手札ワーク「家を出る」
僕は18歳までに地方の大学に進学して家を出ます!寮に住んで、そこで新しい友達も作りたい…!
受験勉強頑張る!
おまけ:手続き系
やらなくても大丈夫ですが、気になる人は次のこともやるといいでしょう。
転送サービス
実家に届く郵送物を、新居に届くようにできます。webで簡単にできます。
※この仕組みを使って、郵便物にGPSを入れて新居を特定する手口があります。そこまでのリスクがある場合は、次の住民票閲覧制限もした方がいいです。
住民票等の閲覧制限
住所を知られることで身に危険が及ぶ可能性があるのなら、住民票等に閲覧制限をかけるという手段もあります。
改名申し立て
「正当な事由」がある場合に名前の変更ができることがあります。
相続放棄
親の借金を放棄できますが、遺産も相続できなくなります。生前放棄はできません。
相続放棄の流れと相続放棄をする際の注意点を解説(三井住友信託銀行株式会社)
婚姻届不受理届
親が勝手に婚姻届を出してしまう事例もあります。不安な人は出しておくと良いでしょう。
内容証明郵便
口頭のやり取りで「言った・言ってない」の争いになりやすい場合、お金や相続など重要なことは内容証明郵便で送ることも有効です。