九尾の狐の守り神
#なんでも
言いにくいことは絵を通して伝えるんだけど、みんな、返事は「ふーん、そっか」だけ。だからもう、人に悩みを話すのが怖くなった。精神科医の先生にも、自分の気持ちなんて話せない。ママは「話したら軽くなるよ」なんて言うけどさ、家族の前で、会う頻度が少ない大人の前で、包み隠さず話せるかっての。 障害を持って生まれてきてごめんなさい。空気読めない、癇癪起こす、不登校。欠陥だらけの、失敗作の私でごめんなさい。 日常で一番気を遣うのは、「家の中」だったら、ご飯の時かな。みんなで集まるから、機嫌を窺っちゃうというか。あと、私食べるのが少し遅い方なんよね。だからみんなが食べ終わって静かにスマホとかいじってて、私の咀嚼音だけが響いてるなんてこと頻繁にあるの。だから、咀嚼音を聞くのが不快じゃなかろうかって、音をたてないようにすごく気を遣うというか。 家にいるの疲れた でも寂しい 家族と会うことが怖い 自分の思ってることを自由に言えない 親の機嫌を窺うの疲れた 人肌恋しくても言いづらいし、同年代の子と一緒にいる方が落ち着くから甘えたいのに、甘え方が全く分からなくて、急に触れたりしてしまって、怖い思いをさせちゃったり、引かれてしまったりする。ほんとにごめんねって思う。 常に寂しいんだ。その時に甘えたいって思うのに、私自身、甘え方が分からないせいで、甘えたいって感情を恋愛感情と勘違いして、相手は私を受け入れてくれるはずって言う、独りよがりな考えをしてしまって、行き過ぎた行動を取っちゃって、相手に離れてほしくなくて、相手が他の人と話すだけで嫉妬して、束縛に近いことをしてしまって、嫌な思い、怖い思いをさせてしまったことが2回もあるの。 手をつないでほしい 寄りかかりたい 一緒に寝てほしい 言葉で優しくしてほしい 抱きしめてほしい 頭を優しく撫でてほしい 悩みを聞いてほしい そばにいてほしい
